
生理前は、体温低下により巡りが滞ると感じることがあります。体温が変化する原因や対策を知っておくと、快適に過ごせます。この記事では、生理前の体温低下や巡りについて知りたい人に向けて、解説しています。巡りをよくするセルフケアも解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
生理前の体温の変化
生理前の体温の変化は、基礎体温の変化の影響です。健康な女性の体温は、生理開始から次の生理までに低温期と高温期に分かれ、一定のサイクルで繰り返されています。ここでは、低温期と高温期について解説します。
低温期
低温期とは、基礎体温が低い状態です。生理が28日周期の場合、生理が始まってから排卵するまでの約2週間続きます。女性ホルモンの1つであるプロゲステロンは、基礎体温を上昇させる作用が特徴です。生理開始時点はプロゲステロンの分泌量が急激に減少しますが、排卵が起こるとプロゲステロンが分泌されます。
高温期
高温期とは、基礎体温が高い状態です。排卵すると体温が上昇し、次の生理まで約2週間続きます。低温期に比べて、0.3〜0.6℃程度基礎体温が上昇するのが特徴です。妊娠が成立しなかった場合、プロゲステロンの分泌量が次第に少なくなり、それに伴って基礎体温が下がります。
生理前に体温低下するのはいつ?
生理前に体温低下が見られるタイミングには個人差がありますが、生理予定日の1〜2日前から高温から低温に移っていきます。人によっては2〜3日かけてゆっくり下がる人もいれば、1日未満の人もいます。
生理前の体温低下で巡りが滞りやすくなる
プロゲステロンの減少による体温低下で、巡りが滞りやすくなります。生理前は体が冷える、ゾクゾクする、寒気を感じるといった不調が出やすい時期です。ホルモンの変化は自律神経の乱れも引き起こします。血管が収縮し、末端に十分な血液が届かなくなり、手足が冷たく感じられることがあります。
体温低下以外にみられる生理前の代表的な症状

生理前は、眠気・倦怠感、腹痛といったさまざまな症状がみられます。ここでは、生理前の代表的な症状について解説します。
眠気・倦怠感
生理前に眠気・倦怠感を感じる人がいます。眠気・倦怠感は、体温の上昇が原因です。高温期で基礎体温が高くなると、1日中で体温のメリハリがなくなり、本来は体温が下がるはずの夜間も高温が続きます。そのため、眠れなくなる、深い眠りにつきにくいといった睡眠の質が悪くなり、日中にも眠気や倦怠感を感じやすくなります。
腹痛
生理前にも腹痛が起こることがあります。腹痛が起きるのは、プロスタグランジンの分泌が原因です。子宮を収縮させる働きを持ち、痛みや炎症を起こす物質です。子宮内膜でプロスタグランジンが多く作られる生理前に、下腹部痛や腰痛が生じます。
頭痛
生理前に、頭痛に悩まされる人もいます。頭痛は、急激にエストロゲンが減少することが原因の1つです。エストロゲンが減少すると、セロトニンという物質も減少します。セロトニンとは、血管を収縮する作用がある脳内物質です。セロトニンが減少すると脳内血管が拡張し、頭痛が起きやすくなります。また、頭痛による吐き気を伴うこともあります。
食欲増進
生理前に食欲増進に悩む人も少なくありません。食欲増進は、プロゲステロンが原因です。プロゲステロンが増加する影響で、血糖値が急激に下がり、空腹を感じます。プロゲステロンは体内に水分を溜める作用があり、むくみや体重増加を引き起こすことも特徴です。
気分の落ち込み・イライラ
生理前に気分の落ち込み・イライラなど、自分でコントロールするのが難しくなる人もいます。女性ホルモンの分泌量が急激に変動し、セロトニンに影響を与えることが原因です。セロトニンは精神を安定させる働きを持ち、不足すると不安感やイライラ、怒りを引き起こします。身体的な症状と合わせて、メンタル不調を感じる人も少なくありません。
生理がきても体温低下しないときに考えられる2つの原因
生理がきても体温低下しないケースがあります。ここでは、体温低下しないときに考えられる2つの原因について、解説します。
妊娠
生理がきても体温低下しない場合は、妊娠の可能性があります。妊娠が成立すると、プロゲステロンの分泌が持続するため、基礎体温は高温を保ち続けるのが一般的です。目安として17日以上、高温期が続く場合は、妊娠の可能性を疑ってみましょう。その場合、生理と似た出血は、着床出血の可能性が考えられます。
風邪による発熱
風邪による発熱も、1つの原因です。風邪やインフルエンザなどの感染症にかかると、ウイルスと戦うために免疫反応で体温が上がります。風邪の場合は、発熱以外にも、咳や鼻水、喉の痛み、寒気などの症状もみられるのが一般的です。必要な場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
生理前の巡りをよくするセルフケア

生理前の巡りに対処するためには、セルフケアも有効です。ここでは、巡りをよくするセルフケアを解説します。
体を冷やす食べ物を避ける
体を冷やす食べ物を避けることが大切です。氷入りの飲料や冷たいデザート、生野菜は体を冷やし、巡りを悪化させる恐れがあります。また、血管を収縮させる作用のあるカフェインの摂りすぎも、注意が必要です。とくに空腹時の摂取や、過剰摂取は避けましょう。神経質になるとかえって自律神経に影響するため、無理なく取り組むことをおすすめします。
体を温める食べ物を選ぶ
体を温める食べ物を選ぶことも大切です。しょうが、ニンニク、ねぎ、ごぼう、にんじん、かぼちゃなどの、体を内側から温める食材を選びましょう。これらの野菜を使った味噌汁やスープ、煮物は、胃腸にもやさしく、不調になりやすい生理前にも最適です。飲み物も温かいものを選びましょう。白湯は体温の保持に効果端です。
服装を工夫する
服装を工夫することも効果的です。とくに体の末端にある手足は、血行不良の影響を受けやすくなります。手足の冷えが気になる人は、レッグウォーマーや厚めの靴下、ハンドウォーマー、使い捨てカイロなどを活用しましょう。締め付けがきついと巡りを悪化させる可能性があるため、ゆったりしたサイズがおすすめです。
適度な運動
症状が重くなければ、適度な運動も取り入れましょう。散歩やヨガ、ストレッチなどの軽い運動は、血流を促進させます。体を動かすと気分がスッキリするため、イライラや不安感などのメンタルの不調を感じる人にもおすすめです。自律神経を整える効果も期待できます。体力や体調と相談しながら、無理なくできる範囲で実践してみましょう。
お風呂にゆっくり浸かる
お風呂にゆっくり浸かることも大切です。シャワーだけでなく、湯船に浸かると体がしっかり温まります。ぬるめのお湯で体をじんわり温めると、自律神経が整います。副交感神経を優位にすることで、ストレスが減少し、イライラや自律神経の乱れを和らげる効果が期待できます。
生理前を快適に過ごすための対策

生理前を快適に過ごすには、基礎体温の測定や規則正しい生活の心がけも欠かせません。
基礎体温を測定・記録する
基礎体温を測定・記録すると、生理前の体調や体温変化を把握できます。測定結果を毎日記録することで、生理日の予測、妊娠しやすいタイミング、妊娠した可能性も把握可能です。基礎体温は、朝起きた直後に測りましょう。
規則正しい生活を心がける
女性ホルモンの分泌は生活リズムの乱れに影響を受けやすいため、規則正しい生活を心がけましょう。十分な睡眠時間を確保し、休息をとりましょう。ストレスは自律神経に悪影響を及ぼすため、好きなことをして、ストレス発散することも大切です。
生理前の症状が辛いときの治療法
生理前の症状が辛いときは、早めに婦人科を受診しましょう。主に、3つの治療法があります。ここでは、3つの治療法の特徴について解説します。
低用量ピルを服用する
低用量ピルは、排卵を一時的に止めて、女性ホルモンの変動を整える働きがあります。副作用が少なく、内服期間中にだけ排卵を止められるのがメリットです。妊娠は望むものの、今は症状を改善したいという人も安心して内服できます。医師の診察を受けることが必要です。
漢方を服用する
生理の不快な症状を緩和するために、しばしば漢方薬も用いられます。むくみやイライラ、頭痛といったその人の体質や症状に合わせて、婦人科などで処方されます。複数の症状を同時に改善し、心身のバランスを整えるのがメリットです。当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、桃核承気湯、女神散、抑肝散などがよく使われます。
対症療法を用いる
対症療法とは、起こっている特定の症状に対して薬剤を使い、症状を改善させる方法です。頭痛・腹痛には鎮痛剤、精神症状には精神安定剤などが使われます。早く症状を緩和・改善するには、効果的な点がメリットです。しかし、効き目が十分でない場合は、低用量ピルや漢方が必要になります。
巡りが気になる人におすすめアイテム
巡りが気になるときは、温かさを感じるサニタリーショーツがおすすめです。生理前・生理期間も快適に過ごせる、サニタリーショーツを紹介します。
オーガニックコットンサニタリーショーツ 1枚(Lサイズ)
「オーガニックコットンサニタリーショーツ 1枚(Lサイズ)」は、肌に触れる身生地に、温かさを感じやすいよもぎ蒸し加工のオーガニックコットンを使用した、サニタリーショーツです。オーガニックコットンナプキンとの相性がよく、組み合わせて生理期間中も温かく過ごせるます。ホルモンバランスの変化や気温にも左右されやすい、生理前の期間にもおすすめです。

生理前の体温についてよくある質問
生理前の体温について、不安に感じることもあるでしょう。ここでは、よくある質問を解説します。
生理前に体温が37℃を超えることはありますか?
個人差はあるものの、高温期の体温は36.7〜37.3℃程度です。37℃近くなる、または超えることもあり、生理前は微熱があると感じる人もいます。体の自然な働きで正常な範囲とされ、心配しすぎる必要はありません。
生理前に体温低下する場合も妊娠の可能性はありますか?
妊娠の可能性は完全に否定はできません。生理前症状と妊娠初期症状が似ていることから、間違える人もいます。体温だけで判断するのは難しいため、迷った場合は、妊娠検査薬を利用してみるのも1つの手段です。不安な場合は、医療機関を受診しましょう。
まとめ
生理前は体温低下により、巡りが滞ると感じることがあります。巡りをよくするセルフケアを取り入れ、快適に過ごしましょう。巡りが気になるときには、温かさを感じやすいサニタリーショーツを取り入れるのもおすすめです。
「オーガニックコットンサニタリーショーツ 1枚(Lサイズ)」は、よもぎ蒸し加工のオーガニックコットンを使ったサニタリーショーツです。体にフィットする安心設計で、防水布でモレをガードします。オーガニックコットンナプキンと一緒に使うと、温かく過ごせるのが魅力です。

なんだか調子いい、が 続きますように