こんにちは。開発担当のTです。

コットン・ラボでは、安心して商品をお使いいただけるよう、お客様相談室にてサポートを行っています。

コットン・ラボの商品を使用することのお悩みや、励ましのお声をいただく中で（いつもありがとうございます…！）

最近お聞きするのが

「ナプキンに酸化グラフェンを使用していますか？」

というご相談です。

どうやら、SNSを中心に「生理用ナプキンに含まれており有害」という情報が流れているよう…。

結論から言うと、コットン・ラボの生理用品「オーガニックコットンナプキン」「肌にやさしいナプキン」には、酸化グラフェンを使用していません。

 

そこで、今回は「酸化グラフェン」についてのお話です。

早速、コットン・ラボ品質保証チームにインタビューしてみました！

 

「酸化グラフェン」とは？

黒鉛を酸化させることにより得られる素材で、高い表面積を有し表面に存在する酸素官能基により親水性や電気絶縁性を示すナノ炭素材料のようです。

ナプキンに使用するメリットとは？

あくまで推測ですが、某大学の研究で炭素材料からなる抗ウィルス製品として開発されており、基材（ポリマーなど）と強く相互作用するため、

保持が難しかった薬剤でもコーティングが可能で有効成分をとどまらせることができるという結果が出ているからではないか？と考えます。

「酸化グラフェン」の何が問題？

こちらもあくまで推測ですが、某大学の研究結果で生体細胞の機能を破壊する細胞毒性を持つことが明らかになったそう。

他の研究機関からも実証されることになれば、毒性のある危険物として分類される可能性があります。

コットン・ラボのナプキンが使用していない理由は？

厚生労働省の生理処理用品材料規格において承認された部材のみ使用していますので、承認されていない部材「酸化グラフェン」は使用していません。

お客様に寄り添う商品を目指して

私自身も商品をつくる中で、新しいことや知らなかったこと、日々たくさんの発見があります。

どんな小さなことでもお客様相談室へどうぞお気軽にご相談ください。

今回もお読みいいただきありがとうございました。