2022.12.06

『東北コットンプロジェクト綿つみ収穫祭2022』に参加してきました

おはようございます。
そろそろ寒さがこたえる開発担当Iが本日のブログを担当します。

先日「11月26日(土)」に宮城県東松島市の赤坂農園にて行われた『東北コットンプロジェクト綿つみ収穫祭2022』に参加してきました。

“東北コットンプロジェクト”とは

東北コットンプロジェクト”とは、2011年の「3.11」東日本大震災での津波被害により稲作等が困難になった農地で、綿花を栽培することからスタートし、コットンを栽培して商品化、農業の再生、雇用や新産業を創造することで、東北の復興を応援していこうというプロジェクトです。

今年で震災から11年になりますが、奇しくもコットン・ラボ株式会社が立ち上がったのも震災直後の2011年7月でした。
日本最大規模のコットン畑がある東松島圃場は宮城県の沿岸部に位置する地域で、震災の津波被害が甚大だった場所の一つです。
津波にあった農地は塩害により営農が困難となりますが、塩害に強い作物として綿花を栽培することによりプロジェクトが始まりました。

いざ東北 宮城県へ、出発

私Iは昨年に続き2年連続での参加となりますが、東京からは開発担当Kと2人で参加。
グループ会社からは、大阪より1名、愛媛より3名と、合計6名での参加となりました。
前日に東京から仙台に入り、お約束のおいしい“牛タン”に舌鼓。
仙台市内から車で約1時間走ると目的地の赤坂農園に到着です。

車を運転していると、のどかな風景が目に映りますが、11年前の東日本大震災ではこの一帯も津波が押し寄せ、多くの方が亡くなり、一瞬にして日常を奪われた事かと思います。
私は当時愛媛に住んでおりましたので、テレビの画面越しでしか見てはおりませんが、本当に大変だったであろうと思います。
それでも、たった10年でここまで復興を遂げている人間の強さに、驚きを感じずにはいられませんでした。

天候に恵まれた収穫祭

昨年の収穫祭は、前日の夕方頃に少し雨が降った影響もあり畑が若干ぬかるんでいました。そしてなにより記憶に残るくらい寒かったんですね。
ですが今年は天候にも恵まれ日差しも強く暖かいを通り越して暑いぐらいでした。寒いと思って初めてヒートテックを着用したのが思いっきり裏目にでてしまいました。
天候が良かった事もあり、家族連れをはじめ多くの方々が収穫祭に参加していました。

日本国内最大級の綿花畑であるこの農園では、本当に大切に育てられているのが見てわかるぐらい、きれいに綿花が並んでおり、大きなコットンボールがしっかりと弾けていました。
とてもきれいでかわいいコットンたちだったので収穫するのが惜しい気はしましたが・・・・。
しっかり、収穫させて頂きました。

収穫する際のコットンは想像以上に柔らかく、よく伸びます。

日本の綿花自給率

ちなみに、皆さんは綿花の自給率をご存じでしょうか? このプロジェクト以外にも日本産の綿花でコットン製品を作っている企業はありますので、全く栽培されていないということではありませんが、基本的に産業用としての綿花の自給率は”0%”なんです。
当社もですが、基本的に国内でコットンを使った商品を生産している企業は、綿花生産国であるアメリカ、インド、オーストラリア、トルコといった国々から輸入しています。

“東北コットンプロジェクト”は

日本国内で綿摘みを体験できる、非常に貴重なプロジェクトです。

今年の収穫祭では400名を超える現地在住の方とチーム、各協賛企業の参加によりふわふわのコットンを約300kg収穫できたそうです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

コットンのある暮らし、はじめませんか?

 

次の記事もお楽しみに