2023.01.10

スタッフS家の奮闘記|トイレトレーニング編その2

明けましておめでとうございます。
コットン・ラボ マーケティング課のスタッフSです。

前回に引き続き、『コットン・ラボにきてから』の話をすっとばしまして、『トイレトレーニング編その2』をお送りいたします。

1をまだ読まれてない方はぜひこちらから

 

停滞、ありがたかった保育園の先生方のフォロー

しばらくはトイレの部屋の中でおむつにうんちをすればいいんだ、と覚え、慣れたため、なかなかそこから進むことができずにいました。
保育園では我慢しているのか、うんちのタイミングがあまり来ないようで、先生方は寝ている間のうんちについて話したときに「お漏らしもあんまりないし順調に見えていましたから少しびっくり。そうでしたか。娘ちゃんのペースに合わせて、無理に誘わないようにしますね」と協力してくださいました。

自転車の後ろより、近隣住民の皆様に喜びのおすそ分け

自宅では停滞していたトイレトレーニングも、保育園の先生方の協力もあって進展がありました。
ある日のお迎えで「娘ちゃん、今日おトイレでうんちできたんです~」と先生から。
本人も、私を見るなり
「ママ!あのね、きょうね、なのはな(クラス名※リアルではありません)のおトイレでね、うんちできたのー!」
と教えてくれました。書いている今でも目頭が熱くなります。我が家など大したトイレトレーニングエピソードでもないんですけど、嬉しかったので…

娘はめちゃくちゃ嬉しかったようで、帰りの自転車の後ろの席で、何度も、満面の笑みで
「うんちできましたーーーーーーーーー!!!!!!」
と叫んでいました。恥ずかしいんですけど、3歳でしたから、
どうか聞こえた皆さん!
喜びの声が届いた皆さん!
にっこりしてください!
お許しください!
状態でした。

妹からのアドバイス

保育園で成功した後、すぐにおむつ卒業とはいかず、「おうちのおトイレではしない」「おむつでする」と頑固でした。

スタッフSには妹がおり、妹には、私の娘より8か月ほど後に生まれた娘がいます。
トイトレ難航を伝え、進んでいるか確認すると「あ~、うちはできるようになったよ~」と。
何?!あの夜の歯磨きが終わった後にじゃがりこ食べちゃうような姪っ子が?!先におむつ卒業だと?!
妹とその娘のトイトレの最後はこうだったそうです。

姪っ子「おなかいたい~」
妹  「よし、おトイレ行こう!がんばろう!」
姪っ子「う~んでない~」
妹  「いける!姪っ子ちゃん!いけるよ!」
姪っ子「で~な~い~~うわ~~ん」
妹  「大丈夫!もうすぐ出る!がんばれ!ふんばって!やればできるーーーー!」
姪っ子「アアアァァアァアアアアアーーーーーー!!!!!!!」

ぽちょん

 

松岡修造スタイルか。ティモンディ高岸スタイルか。わからんがこれは負けてられない。

自分じゃなくて、母の気持ちを汲んでくれた娘

妹と姪っ子のトイトレ終了のエピソードを聞いた後、いつものようにおむつを持って「おトイレいってくるね」と言う娘との決戦がはじまりました。

S「娘ちゃん!!姪っ子はトイレでうんちできるんだって!」
娘「え?姪っ子?はみがきして、おかしたべるのに?」
S「そう!娘ちゃんは歯磨きしたらお菓子食べないように我慢できるけど、姪っ子みたいにおトイレでうんちはできないね?負けたくない!ママ娘ちゃんに姪っ子に負けてほしくない!」
娘「え?ママ、娘ちゃんに姪っ子にまけてほしくないの?」
S「そうだよ!何にも負けたくない!だから娘ちゃんおトイレでうんちしよう!」
娘「…じゃあでなかったらおむつにするね」
S「だめ!するの!おトイレで!!娘ちゃんならできるから!おむつにするのと同じ!」

しぶしぶ座る娘

S「大丈夫!でるよ!もうすぐそこ!うんち歩いてきてる!でてくる!」

眉間にこれでもかとしわを寄せ見るからに踏ん張る娘

S「娘ちゃん今おトイレでうんちできたらなんでも好きなもの食べさせてあげる!」

耳を澄まして、と言わんばかりに耳に手を添えるようにジェスチャーする娘

S「!!」

ぽちょん

 

娘「まだでる」

※長くなりましたのでこのあたりで割愛いたします。ほぼ完結ですけども。

 

翌日から普通にトイレで成功するようになり、私の選んだ新しいパンツを「かわいいから」といって毎日穿いてくれています。
松岡修造でもティモンディ高岸スタイルでもないものの励ましたのが良かったのか、負けたくない気持ちを汲んでくれたのか、はたまた時はきたのか、食べたいものがあったのか。真相はわかりかねますが初めてトイレでうんちに成功したのは2歳クラスであったため、そこから考えると10か月程の期間でしょうか。
やはり今こうして書きながら思い返してみても、終わってみればなんだか元気な娘が目の前にいるわけで、あっさり終わったようにも感じられて、どうして穏やかな気持ちで向き合えなかったんだと、思ってしまいますね。

下の子で試してみたい『おむつライナー』や『布おむつ』

コットン・ラボにはおむつなどの取り扱いがないのでここで紹介できないのが残念なのですが、「こんなものがあったなんて」と思ったものを紹介させてください。

『おむつライナー』
紙おむつや布おむつにセットするだけで、高性能な紙おむつでは感じにくい“おしっこで濡れた感じ”がわかりやすくなる、布おむつにされるうんちの汚れを軽減できる、といった使い方ができるそうですよ。感覚があることで、結果的におむつ卒業までの道のりが早くなる子もいるようです。

『布おむつ』
こんなおしゃれな布おむつ見たことない!ほしい!これならがんばれると思う!なんて思っちゃったのはこちら「Bare and Boho」さんの布おむつです。Bare and Bohoさんのホームページに書いてある情報なのですが、日本で消費される紙おむつの年間の廃棄量は吸収したおしっこなど含めて、240万トン、1歳半の息子が2億4千万人分、2015年に一般廃棄物として処理の際に排出された二酸化炭素は約21万トン…
少しの手間と引き換えに、子どもの成長への助長ができ、子どもの生きていく環境への負荷を少しでも軽減することができる。100%は難しいかもしれないけれど、余裕のある時だけでも布おむつに変えてみてはいかがでしょう?

子どもの数だけ物語がある

全国津々浦々のお母さんお父さん、毎日お疲れ様です。(その1から数えて3回目、最後)

解決済みの方も、「懐かしいわ」なんて、
壁にぶち当たり中の方も、「そうなんだティモンディ高岸スタイルか」なんて、
参考になるかどうか定かではありませんが楽しんで頂けていれば幸いです。

娘はまだまだ家以外ではうんちを我慢してしまうようで、だいぶ硬くなってしまいだすのが大変になることがあります。保育園から帰って家でチャレンジしたとき、うんちが硬すぎて挫け「おむつにする」と泣いたのですが、入浴を済ませ晩御飯にチャーハンを3杯おかわりしリンゴジュースとお茶をたくさん飲んだら無事にトイレで出すことができましたよ。
一方で下の子は、保育園でお昼寝後のトイレでおしっこに成功しており、昨年末には初めて家で、朝起床後のトイレでのおしっこに成功しました。寝起きが悪かったのに「おしっこいく?」と聞くと、スタスタ向かい、自分でトイレに座ろうとし、用を足したら自分で流し、手を叩いて足踏みしてニヤニヤ喜んでおりました。

息子まで、「めちゃくちゃスムーズ!!!すぐおむつ卒業できそう!!!」なんて思わせてくるタイプとは!!!と騙されかけましたが、家での成功は1度だけで、出た後にトイレに行こうと誘われます。もしくは、でなかったね~とトイレから降ろしておむつを穿く前に床にするか。

戦いはこれからですね。

 

ふう、、年明け早々“うんち”を10回以上書いてしまいました。

皆さんにスタッフS家のトイレトレーニング奮闘記を最後までお届けできて満足です。

いや、これが、最後ではないかもしれませんね。今年も、執筆禁止令がでないように祈ります。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

今年も一年がんばれます!