2023.01.16

マスクによる肌荒れの原因とは?肌荒れ予防対策やスキンケア方法、注意点も解説

マスク生活が続き、マスクによる肌荒れに悩む人が増えています。肌荒れ予防には、マスク選びやスキンケアの見直しが重要です。この記事では、マスクによる肌荒れや肌の変化を感じた人に向け、マスクによる肌荒れについて解説します。
原因や予防対策、おすすめのスキンケア方法、注意点も解説しているので、参考にしてくださいね。

マスクで肌荒れする人が増えている

1日の大半をマスクで過ごす生活が続き、肌荒れに悩む人が増えています。マスクによる肌荒れは、ニキビや吹き出物、かゆみ、かぶれ、マスクを外したときの乾燥などがあります。マスクに触れている部分がこすれてヒリヒリしたり、口の周りが赤くなったり、シミや肝斑(かんぱん:皮膚が炎症を起こし、シミのような見た目になる症状)が濃くなったりした人もいます。

マスクによる肌荒れの原因

マスクによる肌荒れの原因は、ムレ・乾燥・刺激の3つに分けられます。肌荒れの原因について解説します。

マスク内のムレ

マスク内は呼気によるムレで、温度・湿度が高く、雑菌が繁殖しやすい状態です。汗や皮脂の過剰な分泌を引き起こし、毛穴が詰まってニキビ・吹き出物ができやすくなったり、夏場においては、汗疹(あせも)やかゆみの原因にもなります。

過剰な湿度で肌がふやけて、バリア機能が低下し、外部刺激の影響を受けやすくなることも肌荒れの原因です。マスクの着脱による擦れや、汗や呼気などによって、炎症が起こりやすくなります。

マスクを外したときの乾燥

マスクを外すと内側の水分が蒸発し、同時に肌の水分も奪って一気に乾燥状態を引き起こします。マスクをつけていると肌が潤っているように感じるのは、吐く息がこもっているためです。

ムレでふやけた肌が急速に乾燥した空気にさらされ、バリア機能が大幅に低下すると、さまざまな外部刺激を受けて炎症や肌荒れを引き起こしやすくなります。とくに乾燥しやすい秋冬は、一層肌のかゆみや、かさつき、ごわつきを感じやすくなるでしょう。

摩擦による刺激

肌にマスクが直接触れたり、つけ外しをしたりする際に摩擦による刺激が起こることも原因の1つです。マスクの繊維により角質が削られ、バリア機能が低下した状態では、ますます刺激を受けやすくなります。

食事をする、飲み物を飲むといったマスクのつけ外しの動作でも、デリケートな状態の肌に刺激を与えないよう注意しましょう。少しの刺激でも、赤み、かゆみ、かぶれ、ニキビといった肌荒れ症状につながりかねません。

マスクによる肌荒れを予防する対策

マスクによる肌荒れは、マスク選びや保湿により予防することができます。ここでは、予防対策について解説します。

肌に合う素材を選ぶ

感染リスクを考慮するのは前提ですが、マスクは通気性がよく、肌に優しい素材を選びましょう。綿ガーゼやシルクなどの天然素材は、化学繊維に比べて肌への刺激が少ないのが特徴です。より飛沫を防ぐ効果を期待できる不織布マスクにも、肌に優しいものがあります。

肌の状態によって、天然素材のマスクと不織布マスクを使い分けるのもおすすめです。不織布マスクと肌の間に、同じ大きさの綿ガーゼやコットンをはさみ、刺激を緩和する方法もあります。

顔のサイズに合うマスクを選ぶ

マスクと顔のサイズが合っていることも重要です。小さめのマスクだと肌を圧迫し、摩擦が強くなり、肌荒れの原因になります。紐が短く、耳の裏が痛くなる可能性もあります。

大きめのマスクでは隙間に過度な摩擦が起こり、肌ストレスになります。隙間から空気が入り、感染予防に役立たないことも欠点です。自分の顔にフィットするマスクをつけることが重要になるため、鏡でサイズや形状を確認しましょう。

汗をかいたら拭く

マスク内は汗をかきやすくなるため、タオルやガーゼ、ウェットティッシュなどでこまめに汗を拭くことが大切です。汗をそのままにすると、高温多湿の状態が続いて雑菌が繁殖し、かゆみや汗疹(あせも)の原因になります。汗を拭く際は、擦って摩擦を与えないように、軽く押さえるようにしましょう。再度マスクをつける際に、失われた潤いを保湿ケアで補えると、乾燥を防げます。

乾燥が気になるときは日中も保湿する

乾燥が気になるときは、日中も保湿しましょう。ミスト状に吹きかけられる化粧水が保湿しやすく便利です。美容成分やオイルが配合された保湿アイテムもあります。

仕事や家事の合間に、メイクの上からでも水分を補給すると、乾燥や肌荒れを防げます。マスクと接触する部分は色素沈着が進みやすいため、水分を補い、肌の弾力を保つことが大切です。マスクが直接触れるほほや鼻の頭などは、バームやワセリンを塗って保湿するのもおすすめです。保護膜を作り、刺激を和らげることができます。

マスクを外したあとのスキンケア方法

マスクを外したあとのスキンケアで、肌のバリア機能を高めることが重要です。スキンケア方法について解説します。

丁寧に洗顔する

帰宅後はクレンジングと洗顔を丁寧に行い、汚れやメイクを落としましょう。肌を清潔に保つことが大切です。クレンジング剤の油分が残っていると、ニキビや毛穴の黒ずみの原因になるため、しっかり流します。

洗顔は泡立ててから優しく洗い、36〜38℃のぬるま湯で洗い流しましょう。ゴシゴシこすると摩擦の原因になるため注意しなければなりません。熱いお湯は肌に必要な皮脂も洗い流して、乾燥や肌荒れを引き起こすため避けます。

十分に保湿をする

洗顔後は肌内部の水分が、肌表面の水分とともに蒸発しやすくなるため、すぐに化粧水で潤いを補給し、十分に保湿します。肌の潤いには水分と油分が欠かせません。化粧水のあとは油分を含む乳液やクリームの重ね塗りをして、肌に潤いを閉じ込めましょう。

夏場はベタつきやすい油分を避ける方もいますが、油分は肌とマスクの間にクッションになり、刺激を和らげてくれます。保湿によって、肌のバリア機能を回復します。

マスク着用中の注意点

マスクをつけていても、隠れている部分も紫外線の影響を受けるため、日焼け止めをつけることが大切です。紫外線を大量に浴びると、肌のバリア機能が落ち、さまざまな肌荒れを引き起こします。

日頃から日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子などで紫外線を防いだりしましょう。肌が敏感になっている場合は、刺激の強い日焼け止めは逆に肌荒れを悪化させることがあるため、刺激の少ない日焼け止めを選ぶと安心です。

肌荒れ予防はインナーケアも重要

インナーケアにより、肌のバリア機能を高めることができます。肌荒れ予防のためのインナーケアについて解説します。

バランスのよい食事

偏った食事は肌荒れの原因になるため、バランスのよい食事を心がけましょう。肌の状態は腸の状態といわれるため、腸内環境を整えることが重要です。腸内環境改善には、ヨーグルトや納豆などの発酵食品や、きのこや海藻などの食物繊維を摂ることがおすすめです。

ファーストフードやインスタント食品などの脂肪分の多い食べものや、ケーキやお菓子などの糖分の多い甘いものをよく食べている場合は、肌荒れを招きやすくなるため注意しなければなりません。

質のよい睡眠

肌の修復や再生を行う成長ホルモンは、睡眠中に分泌され、肌の新陳代謝を活発にしたり、紫外線ダメージを修復したりします。睡眠不足は肌のターンオーバーが乱れる原因になるため注意が必要です。

単に睡眠時間を長く確保すればよいのではなく、睡眠の質が重要です。夕方以降にカフェインの摂取を控える、寝る前に寝室の照明を落とし、テレビやスマートフォンの使用を控えるといった小さな工夫を重ねて、心地よく眠れる環境を整えましょう。

適度な運動

適度な運動は、健やかな肌づくりに欠かせません。血液循環を促し、必要な栄養や酸素が体に行き渡り、肌のターンオーバーを正常化させます。

運動は、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動がおすすめです。家のなかでもストレッチやスクワットなどを取り入れられます。大切なことは、負担にならない程度の運動量を、毎日続けることです。適度な運動はストレス発散や、寝つきがよくなるといった効果も期待できます。

肌荒れが気になる人におすすめの商品

肌荒れが気になる場合は、コットンや使い捨てフェイスタオルを使用した肌への優しいケアがおすすめです。コットン・ラボでおすすめの商品を紹介します。

めくるコットン大きめサイズ 70枚

スキンケアでの保湿に役立つ5枚重ねのコットンです。化粧水を含ませてパッティングをした後に、5枚にめくって顔に貼ればローションパックができるため、1枚で化粧水をムダなく使えます。レギュラーサイズの1.5倍の大きさがあり、顔全体をカバーできます。
「パックしたいけどいつもと違う化粧水や美容液の成分はちょっと心配」という肌荒れが心配なときも、手持ちの化粧水でしっかり保湿できる点が魅力です。

めくるコットン大きめサイズ 70枚

コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚

正しく洗濯・乾燥をしていないと、繰り返し使用するタオルにはきれいに見えても目に見えない雑菌が繁殖していることがあります。洗顔後、タオルによる雑菌や摩擦により顔に肌荒れの原因を残さないで、清潔に保つためには清潔なタオルが必要です。使い捨てフェイスタオルなら、いつも衛生的な状態で毎回の顔拭きを可能にします。
使い捨てであれば雑菌の心配がないため、肌荒れでコンディションがよくないときや、敏感肌・乾燥肌の場合も安心です。素材は高品質なコットン100%で、肌に優しく水分をしっかり拭き取れます。使いやすさにもこだわっており、ミシン目のついたロールペーパーの形状で、ペーパーホルダーなどにセットすれば外から使え、収納棚の中に縦置きして入れても中心から使えます。好みの収納方法や使い方を探してみてくださいね。

コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚

まとめ

マスクによる肌荒れは、かゆみ、かぶれ、ニキビなどさまざまな症状が現れます。予防には肌に合うマスクを選ぶ、汗をかいたら拭く、日中も保湿するといったケアが必要です。マスクを外したあとは丁寧に洗顔し、十分に保湿しましょう。
コットン・ラボの「めくるコットン大きめサイズ 70枚」は、肌の保湿に役立つアイテムです。5枚のめくれるコットンで化粧水をムダなく使え、手軽にローションパックができます。レギュラーサイズの1.5倍の大きめサイズで、顔全体をカバーします。肌荒れ予防や、肌のコンディションを整えたい際に、ぜひ活用してみてくださいね。

5枚にめくれて手軽にローションパック