2023.01.31

花粉の季節の肌荒れ|代表的な症状や予防方法、社員の対策事例も解説

花粉の時期に肌荒れが起こる場合は、花粉が原因の可能性があります。かゆみ、赤み、乾燥といった症状が起こるため、予防や対策が必要です。この記事では、花粉による肌荒れに悩む方に向けて、花粉の季節の肌荒れについて解説します。
予防する方法や肌荒れが起きてしまったときの対策、コットン・ラボ社員の花粉症対策事例も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

花粉による肌荒れとは

花粉の時期に肌荒れが起こりやすい場合は、花粉が影響している可能性があります。肌荒れの症状や起こりやすい部位を解説します。

花粉による肌荒れの症状

花粉が原因で生じる肌荒れには、かゆみ、赤み、乾燥、ヒリヒリした痛みといった症状があり、悪化すると湿疹を発症することもあります。花粉皮膚炎とも呼ばれ、花粉と肌が触れ合った部分にアレルギー反応が起こります。

外気にさらされる首や顔などに症状が現れますが、とくに皮膚の薄い目の周りは強く症状が出やすいことが特徴です。花粉による肌荒れは、花粉が飛散している時期に発症し、飛散が終われば症状がおさまります。

肌荒れが生じやすい部位

肌荒れは、花粉が付着しやすい首や顔、皮膚の薄い部分に現れます。なかでも皮膚が薄く刺激に弱い上瞼(うえまぶた)、頬骨、あご、首は肌荒れが生じやすい部位で、乾燥や赤み、かゆみなどが起こりやすくなります。

アトピー性皮膚炎や湿疹が出やすい体質の方は、花粉皮膚炎が生じやすいため重点的にケアをしておくと安心です。

花粉による肌荒れが起こる原因

花粉による肌荒れは、バリア機能の低下やマスクやティッシュの摩擦で起こりやすくなります。ここでは肌荒れの原因について解説します。

バリア機能の低下

冬の寒さと乾燥で肌の潤いが不足し、バリア機能が低下することが大きな原因です。バリア機能とは、花粉や紫外線、雑菌といった外部刺激を防ぎ、水分を外に逃がさないようにする肌をバリアする機能です。表皮の角質層が潤いで満たされると、バリア機能は役目を発揮しますが、空気が乾燥する時期は角質層に隙間ができ、肌のバリア機能が低下します。

マスクやティッシュの摩擦

鼻水やくしゃみといった花粉症の症状に悩む方は、使用頻度の増えるマスクやティッシュの繊維による摩擦が刺激となり、バリア機能をさらに低下させる恐れがあります。マスクが触れる頬やあご、ティッシュで鼻をかむ鼻まわりに、赤みやヒリヒリした痛みといった肌荒れを起こすケースも少なくありません。

花粉による肌荒れを予防する方法

花粉による肌荒れは、日常の工夫によりある程度防ぐことができます。ここでは、肌荒れを予防する方法について解説します。

花粉から肌を守る

花粉が肌に付着しないように、肌を守りましょう。天気予報やニュースを参考にして、花粉飛散量が多い日はなるべく外出を控えると安心です。外出を避けられない場合は、マスクやメガネ、ストールなどを着用して、物理的に花粉に付着しないように、肌の露出面積を減らす工夫が欠かせません。

髪や服にも花粉が付着するため、帽子をかぶり、花粉がつきにくい表面がツルツルした素材の服を選びましょう。

家に花粉を持ち込まない

帰宅したら家に入る前に、髪の毛や服に付着した花粉をブラシや手で払って取り除き、家に花粉を持ち込まないことも重要です。そのまま家のなかを歩き回ると、床や寝具に花粉が散らばってしまうためです。

家に入ったらうがいや手洗いをして、早めにシャワーを浴びて花粉を洗い流しましょう。洗濯物は花粉が付着しないように、外干しせずに室内干しにします。空気清浄機を活用すると、清潔な空気を維持できます。

肌のバリア機能を高める

肌のバリア機能を高めるために、化粧水や乳液で十分に保湿して、乾燥させないことが大切です。付着した花粉や汚れをクレンジングや洗顔で丁寧に落としてから、保湿を徹底しましょう。

肌荒れしているときは、肌に刺激を与えないように注意が必要です。洗顔後のタオルドライや、化粧水をつける際は、肌に摩擦を与えないようにやさしくケアします。基礎化粧品は、低刺激のものを選ぶとよいでしょう。

肌荒れが起きてしまったときの対策

肌荒れが起きてしまったときは、スキンケアや生活習慣の見直しが有効です。ここでは、肌荒れの対策について解説します。

スキンケアを見直す

肌荒れしている肌は刺激を受けやすいため、スキンケアを見直しましょう。鼻や目の周りに付着した花粉が侵入し症状が悪化する可能性があるため、こすらず丁寧なスキンケアを心がけます。クレンジングや洗顔は刺激が少ないものを選び、洗顔料はしっかりと泡立てて、泡のクッションを使って洗いましょう。

水分を拭き取る際はゴシゴシとこするのではなく、やわらかいタオルをそっと押し当てます。保湿する際も、やさしくつけると刺激になりません。

日焼け止めやファンデーションを使う

日焼け止めやファンデーションを使えば物理的に花粉をブロックするため、肌荒れ予防に効果的です。肌荒れしている肌はバリア機能が低下しているため、花粉や紫外線の刺激を受けやすい状態です。メイクを避ける方もいるかもしれませんが、直接肌に花粉が付着するためノーメイクでの外出はおすすめできません。

選ぶ際は、低刺激や敏感肌用のアイテムや、花粉の付着を防ぐ日焼け止めを選ぶと安心です。

かゆくてもかかない

かゆみがあっても、かかないようにしましょう。爪でかくと肌が傷つき、バリア機能をさらに低下させ、強いかゆみや湿疹につながります。かいて傷ができると、跡が残ることもあります。無意識に触ってしまうこともありますが、塗り薬を使って炎症を抑え、必要以上に触れないようにしましょう。かゆみがひどい場合は、濡れタオルや保冷剤などで冷やすと、一時的に症状が和らぎます。

生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことにより、体の内側からバリア機能を強められます。不規則な生活、睡眠不足、偏食、過労、ストレスなどは生活習慣の乱れにつながるため、注意しなければなりません。生活習慣は、十分な睡眠を取ること、バランスのよい食生活が基本です。それぞれのポイントについて解説します。

十分な睡眠を取る

睡眠は、日中に受けた肌へのダメージを修復するために必要な時間です。睡眠不足が続くと肌の細胞が修復できず、バリア機能が低下します。 理想的な睡眠時間には個人差がありますが、1日6〜8時間が目安です。寝つきが悪い場合は、適度な運動、ゆったりとした入浴、寝る前の軽いストレッチなどを取り入れてみましょう。日中や夜の過ごし方を工夫するだけで心身がリラックスして、スムーズな眠りを得やすくなります。

バランスのよい食事を心がける

1日3食の栄養バランスのよい食事を心がけることも大切です。とくにタンパク質、ビタミン、ミネラルを含む食品は、肌の修復に欠かせない栄養素です。タンパク質は肉や魚、卵、大豆製品など、ビタミンB2はうなぎや納豆、ビタミンB6はニンニクやマグロ、ささみなどから摂取できます。 肌荒れは腸内環境を整えることも大切です。善玉菌を増やす発酵食品や、善玉菌のエサとなる食物繊維を積極的に取りましょう。

こまめに掃除をする

家に花粉を入れないように対策をしても、完全に室内に入り込むのを防ぐのは容易ではありません。室内に入った花粉は、人やペットが動くと舞い上がって部屋中に広がってしまうため、こまめに掃除をして取り除きましょう。 花粉の掃除は、湿った雑巾やウェットティッシュ、フロアモップで拭き掃除をするのが適しています。花粉が排気で舞い上がってしまうため、掃除機で掃除することは避けます。

炎症が起きている場合

肌荒れで炎症が起きている場合は、医師に相談しましょう。炎症を抑えるには、塗り薬と飲み薬があります。

塗り薬

塗り薬(外用薬)は、かゆみや炎症を抑える成分が配合されています。顔に使用する場合は、とくに目や口の周りはデリケートな部位であるため、非ステロイド、無香料、無着色、弱酸性といった刺激がすくないものを選びましょう。できるだけ病院で処方してもらい、市販薬の場合は薬剤師に相談すると安心です。

飲み薬

飲み薬(内服薬)は、「抗ヒスタミン薬」や「抗アレルギー薬」が代表的です。アレルギー症状を緩和する作用が期待できます。飲み薬は体質や症状に合わせて薬を選ぶ必要があるため、できるだけ皮膚科や耳鼻科などの医療機関で処方してもらいましょう。市販薬の場合は、購入前に薬剤師に相談してください。

コットン・ラボ社員の花粉症対策事例

「コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚」は、高品質なコットンの使い捨てフェイスタオルです。ここではコットン・ラボ社員の花粉症対策事例を紹介します。

コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚

タオル代わりに使う

洗濯で外干ししたタオルには花粉が付着するため、タオル代わりに「コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚」を使えば花粉の心配がありません。使う際は、こすらないように押さえるように拭きましょう。

インナーマスクとして使う

インナーマスクとは、マスクの内側に重ねて使うものです。「コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚」を折りたたんでインナーマスクとして使えば、鼻水がついても盛大にくしゃみをしてもサッと簡単に交換可能です。コットンは吸湿性に優れているため、マスク内の過度な多湿も防いでくれます。

鼻ポンにする

長辺(300mm)を20mm幅で切り、20mm×170mmを2枚重ねにして丸めれば直径10mmほどの鼻ポンが作れます。シート2枚で5セットほど作成可能で、鼻ポンにより鼻をかむ回数が抑えられます。注意点は鼻に詰まってしまわないよう丸めた状態での長さを20mm以上にし取り出しやすくすること、鼻水を吸収したコットンを長時間詰めたままにしないことです。

保湿ティッシュとして使う

「コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚」を少し湿らせると、もちもちとした保湿ティッシュのような使い心地になります。鼻への刺激を抑えながら、鼻をかめるため、アレルギー症状がひどいときにおすすめの使い方です。

まとめ

花粉の時期は、バリア機能が低下するため肌荒れが起こりやすくなります。肌荒れ予防には、花粉から肌を守り、バリア機能を高めるために肌の保湿をし、なるべく刺激を与えないことが大切です。肌荒れが起こってしまったときは、スキンケアや生活習慣を一度見直してみましょう。
「コットン屋さんが作った使い捨てフェイスタオル 100枚」は、高品質なコットンを使ったロールタイプの使い捨てフェイスタオルです。肌にやさしい使い心地で、花粉による肌荒れが気になる人、敏感肌や乾燥肌の人も安心して使えますよ。スキンケアの見直しを検討している方は、ぜひお試しくださいね。

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